精神科の看護師の仕事

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みなさんは、精神科にどんなイメージを持っていますか?

怖い?自分には関係ない?色々なイメージをお持ちだと思います。

私は学生時代から精神科にすごく興味がありました。

学生時代、精神看護の授業だけは一番前の席に座ったり、4年生のゼミも精神看護のゼミに入るほど好きでした。

精神科が好きな気持ちだけで、新卒で精神科病院に勤めました。

2年間という短い期間でしか、精神科病棟を経験していませんが、学ぶことは非常に大きくたくさんありました。

私の体験談も交えて、精神科の看護について、今日は信頼関係についてお話しできたらと思います。

重要なのは患者との信頼関係

もしかしたら、精神科に限らないことかもしれませんね。

精神看護学の教科書や雑誌などに必ずと言っていいほど出てくるフレーズ”信頼関係’。

「患者さんと信頼関係を築けるように接する」と簡単に言えたり、書けたりできますが、実際に看護師になりたての頃、信頼してもらうのは難しいなと思っていました。

私の勤めていた病院は、地方都市にあったので病院職員は長年勤務している方が多かったです。

患者も年単位での長期入院患者が多く、入退院を繰り返し顔なじみの患者が多かったです。

なので、患者も看護師のことを知っていますし、看護師も患者のことを知っている関係性がありました。

患者のことはあの人に聞けば何でもわかる!みたいな関係性です。

私もそれは入職してすぐに「関係性ができているんだな」と感じました。

入職したばかりの私はもちろん、患者と信頼関係はありません。

それを痛感させられた出来事がありました。

精神科の看護師がショックを受けた出来事

ある日、服薬介助をしている時です。

その方は認知症だったのですが、服薬してもらおうとすると「あんたなんかに薬なんでもらいたくない」と言われました。

私は自分で”看護師だ”という意識もあり、その言葉にとてもショックを受けました。

ただ、後々になってはそれは認知症患者の反応は素直な反応であって、ほとんど会ったことのない人に薬を飲まされるというのは恐怖だったり、不安だったのではないかと思いました。

私がその立場でも、ほとんど知らない人から薬を飲まされるのは嫌だなと思います。

では、入職したばかりの看護師はどうしたら良いのか?諦める?無理やり飲ませる?代わってもらう?状況にもよりますが、まず他の看護師に服薬をお願いして患者に内服してもらうのがよいと私は思っています。

ただ、大切なのはその後です。

ずっと、他の看護師に代わってもらうわけにはいきませんので、できることを探さなくてはなりません。

ここで私がお話ししたいのは、「患者が困っている時に今の自分にできる精一杯の対応をする」ということです。

患者は私たち看護師のことを本当によく見ています。

そんなことまで知っているのということまで知っている時もあります。

新人の時は知識も経験もありませんので、できることは限られています。

先ほどの認知症患者を例に私が実際にしたことをお話します。

精神科の看護師の喜びとは?

この方は小柄な女性でしたが、腰が曲がっておりいつも夕方になると「腰が痛い、腰が痛い」とナースステーションに来ていました。

湿布や塗り薬などで対処していましたが、湿布や塗り薬をつけても5分もしないうちに、「腰が痛い、腰が痛い。何かしてー」と対応したことを忘れてしまっていました。

また、自分のお部屋にコップや箸を管理していたのですが、食事の時にはよく「箸がないの」「コップがないの」とお部屋と食事場所を何度も何度も往復していました。

そのため、腰が痛いとナースステーションに来た時には、何回でも腰に手を当てて声をかけました。

箸やコップがないと困っていたら、何回でも一緒にお部屋に行って探して、会った時には一緒に喜びました。

毎日毎日そんな風に対応していたら、ある日「あんたは本当にいい人だね」と言ってくれました。

もちろん、認知症なので、時には怒鳴られたりすることもありましたが、拒否されるということがなくなりました。

調子の良い時には、名前を呼んでくれたりするようになりました。

また、この認知症患者以外にも、その時に自分のできる精一杯のことをやっていたのですが、他の患者からも名前で呼ばれるようになり、「あなただったらいいよ」と処置させたりしてくれるようになりました。

関われないと信頼関係をつくることができないので、これでやっとスタートに立てます。

まとめ

患者が困っている時、今の自分でできる精一杯の対応をしてみてください。

そうすると、患者は必ず見てくれていて、「この人なら大丈夫」と思ってくれるはずです。

そこから、信頼関係が生まれてくると私は思います。

新人看護師や精神科だけには限らないと思いますが、精神科の患者さんはコミュニケーションが苦手な人が多いので、反応がすごく素直です。

そのため、入職してすぐに信頼関係について考えるのだと思います。

ただ、信頼関係は看護師として(人としても大切ですよね。)とっても大切なので、看護師になったすぐに信頼関係について考えるチャンスのあるのは精神科の特色のように感じます。

精神科は奥が深いとよく言われますが、今も精神科に携わっていてその意味が分かる気がしています。

携われば携わっただけ、奥深く、勉強のしがいがあり、難しく、やりがいがあります。そして、何より患者さん(人間)に関わるのがすごく楽しいです。

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