精神科の看護師が感じる4つのストレスとは?

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看護師のストレス

看護師に限らず、精神科に限らず、ストレスはつきものだと思います。

今回は、私が精神科に勤める中で感じたいくつかのストレスについてお話したいと思います。

精神科の看護師が意外に多い仕事

1つ目は、精神科の患者も高齢化してきており、身体介助・身体管理が多いということです。

精神科は若い人も多く、身体というよりも心のケアがメインと思われますが、高齢者が多い中では心のケアももちろんですが、身体介助・管理の割合も多くなります。

実際に私も、精神科はほとんど身体介助や管理は多くないと思っていました。

もちろん、内科に比べると多くはないですが、入院の長期化と患者の高齢化で、”寝たきり”になる患者も多いです。

褥瘡にならないように2~3時間おきの体位変換、誤嚥性肺炎になり経口摂取困難になった患者の胃瘻管理、薬剤の副作用で尿閉になった患者の導尿管理、アルコール依存症患者やイレウス患者の点滴管理などなど身体管理も多いです。

小さな精神科の単科病院から大病院に転院する理由

私の勤めていた病院は地方都市にある小さな精神科であったため、病院で管理しきれない患者は近隣の大きな病院に転院ということも多かったです。

そのため、看護師も身体管理の経験が浅い看護師が多かったですし、精神科単科病院であったため、医師も身体管理面では見たくないというようなスタンスの医師もおり、その状況下で身体管理するのは大変でした。

看護師としては、かなりストレスの多い環境だったと思います。

医師と患者の板挟みでストレス

2つ目は、患者と医者の板挟みになることが多いということ。

私が勤めていた病院は常勤の医師が院長を含め4名いたのですが、院長はほぼ臨床から離れていたので実質3名の医師で外来と病棟、近隣地域の施設往診などに行っている状況でした。

精神科に限ったことではないと思いますが、医師は時間がなかなか作れない状況にあります。

私の病院もそうでした。

患者が医師に話を聞いてもらいたいと希望した時に、医師に連絡しても、繋がらない、看護師で対応してほしいと言われるなど医師が忙しく患者と話す時間が取れないことが多いです。

患者の話を聞くのはとても時間がかかりますので、医師が時間が取れない場合には看護師や他の病棟スタッフが話を聞くのですが、患者の中には医師への信頼が厚く、直接話したいとの希望が強い患者も本当に多いです。

そのため、いくら看護師が話を聞いても、自身の希望が通らないと、看護師への不満へと変わり、訴えがより強くなります。

時には、それが影響して落ち着きがなくなったり、精神症状が悪化する患者もいます。

そうなると、もう看護師では対応しきれないので、医師に頼むしかなくなります。

医師に一度断られている状況で再度、医師に連絡しを指示を仰ぐことも私は非常にストレスでした。

患者の話も聞きつつ、医師にも気を遣うとなると、看護師は患者と医師との板挟み状態になるので、その一連の対応にストレスを感じることが多いと思います。

患者からの暴力行為も・・・

3つ目は患者からの暴力行為です。

言葉の暴力もありますが、身体的暴力もあります。

疾患や症状によっては、患者が自身を守るために暴力という手段を取ってしまうこともあると思います。

しかし、一度患者から暴力を受けると、その患者に会うことや、似たような状況下になった時など嫌な感情が生まれると思います。

実際に私も、若く体格のいい男性患者にお腹を殴られたり、蹴られたりしたことがあります。

しかも、夜勤中でスタッフ3名(小柄な男性看護師と年配の助手さんと私の3名でした)とスタッフが少ない時に患者が落ち着かなくなり、暴力を受けたため、3人がかりで抑え、医師を呼んだり、他病棟に応援を呼んだりで心身ともに疲労困憊でした。

後日その患者にあった時に「またやってやるからな」と言われたり、他の患者から「ぶっ殺すぞ」などきつい言葉を言われたことがあります。

暴力行為を受けたら、病棟や病院がフォローはしてくれると思いますが、いい気分はしないですし、その後に患者と関わることが非常にストレスになります。

精神科に勤務していると、誰にでも暴力を受けるリスクはあると思います。

男女で区別はしたくないですが、体格のいい男性看護師と小柄な女性看護師が居た場合、暴力の対象になるのは後者が多いと思います。

なので、看護師でかつ精神科に勤めている以上は、常に患者からの暴力というリスクあるのだと思いますし、そういった環境が実はストレスになっているのではないかと思っています。

話が通じない・・・

4つ目は、疾患や病状によっては話が全く通じないこともあり、それがストレスになり得るということです。

患者の高齢化で、高齢の患者が多く、認知症を併発している場合が多いです。

症状が安定している時には穏やかに話す患者でも、突然怒りっぽくなり、支離滅裂なことを言い出したり、夜間せん妄などで落ち着かない時には、全くと言っていいほど話が通じません。

ただ、対応しなくてはならないので話が通じない中で精一杯対応していると心身ともに疲れてしまいます。

また、統合失調症や妄想などの呈する重度のうつ病患者などでは、会話の中に妄想が混じるので、話が通じないことも多いです。

もちろん、症状が安定している時や軽快した時にはきちんと話ができる場合がほとんどですが、急性期や亜急性期にはほとんど通じないといってもいいくらいです。

話が通じないというのはとてもストレスが大きいと思います。

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