恐怖のモンスターペイシェント(モンスター患者)の実態とは?

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驚く看護師

最近ではモンスターペアレントなどモンスター○○という呼び方も定着していきましたが、これは実は病院にもあります。

それがモンスターペイシェント(モンスター患者)と呼ばれる患者です。

あまり有名ではないと思いますが、今回はこのモンスターペイシェントについて解説していきます。

「病気」や「入院」という強いストレスが溜まることで、モンスターペイシェントは誰もがなり得る可能性を秘めていますが、そうなった場合には「治療が上手くいかずに完治までに時間がかかり、余計に退院が遅くなる」という負の連鎖が起こってしまいますので、今回の実例をぜひ一度ご覧頂ければと思います。

私の勤め先の病棟には、COPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気の患者さんが入院してらっしゃいました。

ウィキペディアによるとCOPDとは「様々な有毒なガスや微粒子の吸入、特に喫煙などがきっかけになり、肺胞の破壊や気道炎症が起き、緩徐進行性および不可逆的に息切れが生じる病気」と説明されています。

この疾患の患者さんが、いわゆるモンスターペイシェント(モンスター患者)に属するかたでした。

年齢は60代の男性でした。もう7年ほど入院していますので、ある意味お局様です。

モンスター患者の実態

どのようなモンスターペイシェントぶりか、少しお話しましょう。

幸か不幸か、私はこの患者さんにとても好かれていました。

仕事はしやすかったのですが、話がとても長い患者さんでしたので、一度声をかけられると、1時間は彼の話を聞かないといけず、業務に支障をきたすこともありました。

「彼」は看護スタッフの好き嫌いを、外見で判断します。

嫌いなスタッフには絶対にケアをさせないし、話しかけられても無視してしまいます。

嫌いなスタッフ…一体、何が気に入らなかったのでしょうか。

実際患者さんに何が気に喰わなかったのか尋ねたところ、驚きの返答がありました。

驚きの理由と心の声

「デブだから見てて暑苦しいし、近くに来られると息苦しい。」

え…そんな理由で?と正直驚きました。

この看護師がいくら話しかけても、彼は寝たフリをしたり、聞こえないフリをして徹底的に無視します。

「お加減どうですか」(見りゃ分かんだろ。)

「苦しくないですか」(お前が来ると苦しくなるんだよ。)

「お変わりないですか」(看護師のくせに、それしか聞けないのかよ。)

この患者さんに聞いた、看護師が話しかけた時の心の声だそうです。

優しさが伝わらないって、なんだか寂しいですね。

栄養士にも説教します

さて、他にもまだまだあります。

ある日、配膳した時のお話です。

きっと少し機嫌が悪かったこともあったのでしょう。

お膳を見た途端、「こんなの食えるかー!」と、大きな音を立てて箸を置きました。

「どうしました?」と訊ねると、「毎日毎日、料理には必ず1品ニンジンが入ってくる!入ってこない日はない!どれだけ手抜きの献立を作ってるんだ。今すぐ栄養士を呼んで来い!」と、だいぶ興奮されているようでした。

彼の言い分としては1日3食、必ずニンジンが入ってくるのが我慢できない…と。

もう少し別の食材をバランスよく調理して食事を出してほしいという要望を、3時間かけて栄養士さんにお説教していました。

患者に対しても罵声を浴びせます

また、同室の患者さんに対しても罵声を浴びせているようでした。

たまたま耳にしてしまったのですが、ある同室の患者さんが風邪を引いて、しょっちゅう痰が絡んでいた時期がありました。

その時、廊下に聞こえるほどに大きな声で「うるせーんだよ、この野郎!汚ぇなぁ!痰絡ませて、さっさと死んじまえ!」。

この患者さんは失語症もあり、上手く言葉を発することが出来ない方でした。

その後、このモンスターペイシェントの強い要望で、彼は別な部屋に移動になりました…。

まとめ

こういった感じでやりたい放題の彼でしたが、彼はいつも、「この病院の入院患者の中で、一番オレが気を使ってストレスが溜まっているんだ」と話していました…。

こういった人も病院にはいますので、看護師をはじめ病院スタッフは気をつかいますし、同じ患者からも嫌がられていました。

病気のためある程度は仕方ない面があるのかもしれませんが、看護師や病院スタッフも人間ですので、やはりこういった患者さんに対してはマイナスの感情が積もっていってしまいますので、この患者さん自身のためにもなりません。

今回はモンスター患者の実例についてお話しさせて頂きましたが、もしあなたが何かの事情で入院することがあった場合には今回の事例を参考にして頂ければ幸いです。

「病は気から」といいますが、ストレスが溜まることでより完治が遅くなり、結果的にはいつまでも病状が良くならずに入院が伸びる→更にストレスが溜まって病状が悪化する、という最悪の結果になりますので、入院することがあっても看護師や病院スタッフと密にコミュニケーションを取って早期の回復を目指して頂ければと願っています。

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