『看護師』と職業を明かすと、健康相談窓口になってしまう

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看護師の苦労

世の中には、たくさんの職業があります。

そして、どの職業にも必ずと言っていいほど、その職業に対するイメージと言うものがありますが、特にそれが専門職となると、そのイメージも一つではありません。

そんな専門職の中でイメージしやすい職業といえば『看護師』ではないでしょうか?

『看護師』と聞いて、みなさんはどういったイメージを持ちますか?

実は、私は看護師をしていますが、私が自分の職業を明かすと、よく言われるのが「白衣の天使ですね」という言葉です。

その他には、「大変な職業ですね」とか、「看護師は性格がきつそうだ」といった、失礼なことも言われたことがあります。

こういった言葉は、看護師と言う職業から連想できることだったり、昔から言われているイメージから来るものですよね。

でも、『職業は看護師』と言った時に一番よく言われるのは、「どんな病気でも分かるでしょ?」と言われることです。

そして、必ずと言っていいほど、本人や家族や知人の体の不調のことを聞かれます。

簡単に言えば、看護師は『健康相談窓口』のように思われてしまうのです。

どれはどんな事かというと、例えば、こんなエピソードがあます。

「あのね、うちの親が「肩が痛い」って言って腕が上がらないんだけど、どんな病気なのかしら?」と、友人に聞かれたり、

「うちの子がね、下痢をしてるの。でも、下痢もそんなに多くないし熱はないんだけど、病院に行った方がいいのかしら?」と、ママ友に聞かれたりします。

その他には、義母や親戚、隣人などにも、自分の体の不調や、家族の体の不調などを相談されたりするのです。

きっと一般の人たちは、看護師と聞くと「医療に携わっているのだから、病気のことは何でも知っているんだ。」と、こんな風に思っているのだと思います。

自分や家族などが体の不調があっても、中には病院に行かない人もいますし、だからと言って、そういった地域の健康相談窓口にわざわざ行く人もそんなにいないかもしれません。

ですが、看護師と聞くと、病気のことが分かるために、「聞いてみよう」と思うのでしょう。

確かに、看護師になるためには、人間の体の構造を勉強し、たくさんの病気や怪我などの勉強をします。

そして、その知識を持って国家試験に合格し看護師になるのですから、一般の病気の知識を持っていない人から比べると、病気のことが分かるのは当然です。

しかし、みなさんが思っているほど、看護師はすべての病気が分かるわけではないのです。

看護師になるためには専門的な知識を身に付けなければなりません。

そして、看護を学ぶ上で病気のことを勉強するのも必要なことです。

しかし、医師とは違い看護が専門なので、病気のことを勉強しても、医師の様に病気のことを詳しく勉強するのではなく、病気の基礎的な事しか勉強しません。

一口に病気と言っても、その種類はたくさんあります。例えば、心臓の病気や肺の病気、胃や腸の病気、骨や神経、脳の病気、目や耳の病気などです。

こういった体の各臓器の病気を、いっぺんに診る病院はないですよね。

大きな病院でも外科や内科など、その臓器の病気を科で分けています。

クリニックでも、外科や内科、整形外科、耳鼻科など、その臓器に対しての病気しか診ません。

それはなぜかと言うと、その病気を診察する医師に、外科医や内科医といったその臓器の専門があるからです。

それと同じように、看護師にも専門の科があります。

看護師は全ての病気の勉強はしていても、看護師として働く時には、医師と同じように自分が専攻したいしたい科を決めます。

そして、その科で働くことになりますが、その科で働くということは、その科の専門的なことを身に着けるということになります。

例えば眼科ならば、目の病気とそれに対する看護を、産婦人科ならば産婦人科に関する病気や看護を身に着けることになります。

そのため、医師と同じように、その外科や内科などの専門の科の事が詳しくなるわけです。

一般に看護師と聞けば、病院で勤める専門職なので、「病気の事全般をいろいろと知っているのは当然だろう」と思われがちです。

しかし、看護師は医師と同じように、自分の専門とする事柄しか分かりません。

ですので、看護師と聞けばいろいろと健康相談を受けますが、自分の専門分野以外のことを聞かれると、困ってしまうのです。

なぜならば、看護師だから頼るのだし、そうは言っても、分からないことを分からないと言ったら、相手はがっかりします。

でも、分からないことを適当に答えるわけにもいきません。だから、どう言えばいいか困ってしまい、結局、「病院に行ってください」と答えるしかなくなってしまうのです。

看護師と言えど、自分の言葉には責任があるので、嘘は言えませんから。

ですので、答えられないことで相手にがっかりされるのも、結構辛いものがあるのです。

世間の『看護師』というイメージがそうさせるのでしょう。

しかし、自分や家族の体の不調を話して助言が聞きたい人には申し訳ないのですが、看護師としては、「健康相談はしないでほしい」と思うのが本当の気持ちです。

ですので、このお話を読んだ人には、看護師が健康相談を受けることでどんな思いをしているのかを分かってくれるといいなと思います。

また、体調にどこか悪いところがある人は、ぜひ病院を受診してほしいと思います。

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